ユウの余裕しゃくしゃく?

アスペ持ちアラサーの日々を書き留めるチラシの裏。

ドラマを見て思ったこと

[Days]

どーも、土日なので夜更かし気味のユウですヽ(・w・)ノ
「わたしを離さないで」第3話を見たよー。
「暗くて救いがない」と家族からは不評だけど…😅
前回はU-23の試合で見逃したけど、学苑から脱走した子どもに何かあったみたい。
(ネタバレ含)
「困った人を助ける、社会から必要とされる“天使”のような存在」と学園長はきれいごとを言ってたけど、その真意を子どもに言った先生がクビにされたのは…と思った😞
「別の広い世界があることを教えたかった」、と先生は去り際に言ってた。
子どもが学苑の閉鎖的な環境の外には、別の世界が広がっていることを知るのは、学苑にとって不都合なことなのだろう。
「別の世界」に逃げて、学苑出身者の「義務」から逃げられたくない。
実際に「提供者になる」義務を果たす人間を育てることで、国なり自治体なりから補助金や優遇を受けているなら、見てる側は納得できる。
これが、学苑上層部の思惑なのだろう。
去っていかなければならなかった、志ある先生の言葉は、とても重かった😞
理想と現実は、少なからずギャップがある。
うまく折り合いをつけていければいいけど、それが「言うは易し行うは難し」。
もし私が陽光学苑で教員ができるかと言えば、できないと思う😱
生徒たちに待ち受ける「提供者になる」という過酷な未来を知りつつ、生徒たちと関われるか?
そんなことを考えた。
靴に発信機をつけるのは、「表面的には自由だけど、足かせがつけられている」のと変わりない。

あと、美和の態度がけっこう鼻についた。
上層部の先生への片思いがかなわないと、主人公の恭子が憎からず思っていた友彦に乗り換えて、付き合ってると恭子の前で宣言したり、友彦が恭子にプレゼントしたCDを盗んだり、とことん性格が悪い。
なのになぜかばうんだ恭子。
なぜ強く出ないんだ恭子。
「どうせ美和はどうにもならない」という諦観を強く感じる。
本当は強い憎悪の対象のはずなのに、それを表に出さない。
恭子の絶望感、諦観の中からわずかでも希望を見いだせるのか。
カズオ・イシグロの原作はまだ読んでないけど、「夕餉」は大学の英文学の講義で読んだ。
「夕餉」はフグ毒や世代間の考えの違いが伏線だったけど、「わたしを離さないで」は、恭子と友彦と美和の人間関係や、「提供者」になる「義務」、恭子が「介護人」になった経緯が伏線になってると思う。
では、そろそろ寝る。
おやすみなさいo( _ _ )o...zzzzzZZ